健診結果を見ると、「eGFR」という数値が書かれていることに気づいた方も多いかもしれません。「これって何?」「数値が低いと言われたけど…」というご質問がよくあります。
eGFRとは?
eGFR(推算糸球体ろ過量)は、腎臓がどれくらい働いているかを示す数値です。簡単にいえば「腎臓の元気さ」のスコアです。
具体的には、1分間に腎臓がどれだけ血液をきれいにできるかを表しており、数値が高いほど腎臓の働きが良いことを意味します。
数値の目安
- 90以上:正常
- 60〜89:軽度低下(経過観察)
- 45〜59:中等度低下(要注意・受診推奨)
- 30〜44:重度低下(専門医受診)
- 15〜29:高度低下
- 15未満:末期腎不全(透析準備)
腎臓の病気は静かに進む
怖いのは、腎機能が低下していてもほとんど自覚症状がないこと。気づいたときには、透析が必要なレベルまで進行していた、というケースも珍しくありません。
腎臓を守るためにできること:
- 血圧をコントロールする(130/80未満を目標)
- 血糖値を管理する
- 塩分を控えめに
- 市販の鎮痛薬を長く使わない
- 定期的に健診を受ける
健診で「eGFRが低い」と言われた方、ぜひ一度ご相談ください。早期の対策が、腎臓を守る最大の予防になります。